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へご 

 犬がさわぐまでが、猟師としての休息時間である。西郷は、樹の下で寝ころび、へごを掻きよせて枕にした。そのとき、
「市之十、へごを枕に寝るが楽しみ」
と、心からいった。

司馬遼太郎,『翔ぶが如く』)


以前、「兵児」ということばを拾ったので反応してしまったのだが、「へご」とはなんのことはない、植物のことであった。

高さ約10メートル、直径約30センチに達するそうなので、西郷どんが枕にしていたのはおそらく幼木だろう。

自分が鹿児島や宮崎の海岸などでよく見かけたヤシの木だと思っていたものは、ひょっとして、へごの木ではなかろうか。

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[ 2008/01/15 00:19 ] 草木 | TB(0) | CM(0)
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