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厚司 (あつし) 

 衣服は木の枝や岩角などで破れぬよう、帆木綿のようなごつごつした、一見厚司のような生地のものを用いている。脚は股引をつけ、足元は鷹野足袋に山草履という姿であった。

司馬遼太郎,『翔ぶが如く』)



厚司というとなんだか人の名前のようで、全く未知のことばだと思っていたが、調べて見ると意外なことが分かった。

アイヌの民族衣装で、カラフルなデザインが織り込まれた着物のようなものがあるが、あれが厚司である。

オヒョウなどの皮を細く裂いて織る、とのことであった。

ちなみにオヒョウとはニレ科の植物で、魚のオヒョウ(カレイのばかでかいようなやつ)ではない。

アイヌでは鮭革の靴というものがあるらしいのでひょっとして?と思ったのだが、いくらなんでも魚の皮の衣服は無いらしい。

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[ 2008/01/14 23:17 ] 衣装・人のなり | TB(0) | CM(0)
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