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かまびすしい 

 総登城の行事はそれで終わった。あとで、藩士のあいだで、篭城するのか、進撃するのか、論議がかまびすしかった。
司馬遼太郎,『上総の剣客』)


か、か、かび?、かびまび、・・・・・・・・・
かまびすしい=○
[ 2007/12/08 02:19 ] 難しい読み・漢字 | TB(0) | CM(0)

撥鬢頭(ばちびんあたま) 

その彼が、高々と尻からげし、異風な撥鬢頭を春風に吹かせて飛んでいくところは、ちょいと壮観だった。
海音寺潮五郎,『男一代の記』)


島津義弘の家来、中馬大蔵(ちゅうまんおおくら)。
[ 2007/12/07 19:54 ] あたま・かお | TB(0) | CM(0)

曼珠沙華(まんじゅしゃげ) 

あの辺は曼珠沙華の多いところだ。至るところに血のしぶいたようなあの花があったに違いない。
海音寺潮五郎,『小次郎と武蔵の間』)


醍醐、伏見、山科野の南端、六地蔵。
図鑑で調べたりはしない。いつか本物と出会うことを、楽しみにしたい。
[ 2007/12/07 19:36 ] 草木 | TB(0) | CM(3)

ラチクチない 

葭原の遊女に迷って、ラチクチなくなった故、
海音寺潮五郎、『乞食大名』)


埒があかなくなった、ということか?
[ 2007/12/07 13:34 ] 難しい読み・漢字 | TB(0) | CM(0)

家の棟も三寸下る丑三時 

 夜は更けていった。草木も眠り家の棟も-尤も此寺の棟はもう十年来というもの五尺がた下がっていたが、-三寸下る丑三時、いましも武蔵はうつらうつらとしかかった。(山本周五郎,『茅寺由来』)


「草木も眠る丑三時」というのは、まあ、よく聞くけれど、「家の棟も三寸下る丑三時」というのは初耳だった。
しんと静まりかえった暗闇に重さがあって、その重みで「家の棟も三寸下る」というイメージが浮かんでくる。
正しいのかどうかは知らないけれど。

[ 2007/12/04 01:01 ] 表現・言い回し | TB(0) | CM(2)

使丁(よぼろ) 

 夜がほのぼのと明ける頃、拝殿を辞してくると、社家の横から社の使丁が箒をかついで出てきた。(海音寺潮五郎,『かぶき大名』)


 文脈からすると、お寺等の使用人(?)のような人を使丁(よぼろ)と言ったらしい。雇われている人なのか、それともボランティア的な人なのか?
 「よぼろ」という読み方には、なんともいえない味わいがある。
[ 2007/12/03 21:40 ] 人・職業 | TB(0) | CM(0)

蔀戸(しとみど)、几帳(きちょう) 

蔀戸の中は暗く、すりきれた几帳のかげから物の怪でも出そうだった。(司馬遼太郎、『牛黄加持』)


蔀戸はおそらく、雨戸のようなものだと思う。
几帳は、なんとなく何かを書く台のような物の気がするが、ひょっとすると箪笥のようなものかもしれない。

[ 2007/12/03 02:11 ] 建築 | TB(0) | コメント(-)
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