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砧(きぬた) 

 夜寒の季節になってきたから、冬にそなえ唐衣をととのえなければならない、自然、砧を打つ手も心がいそがれるのである、

(司馬遼太郎,『翔ぶが如く』)

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[ 2008/02/11 06:17 ] あまり見かけない物 | TB(0) | CM(0)

カンテラ 

 真っ黒な海に向かって吐いた。
 何度目かのとき、下へ降りるのも物憂くなり、ボートのかげでしゃがんでいた。
 そこへカンテラが近づいてきた。

司馬遼太郎,『翔ぶが如く』)


江戸時代もそうだと思うが、室内用にしろ、携帯用にしろ、照明の道具として火を使っていた時代は、現代に比べてもっと頻繁に(日常的にといってもよい)、火事というものが起こっていたのではないか?

カンテラはいかにも外来語という感じがするが、オランダ語のkandelaarという言葉が元になっているらしい。英語のcandleは関係ないらしい。

いずれにせよ、博物館や骨董屋でしか見られないと思うので【野生絶滅種】とした。

[ 2008/01/15 01:15 ] あまり見かけない物 | TB(0) | CM(0)

榻(とう) 

 「庭に出ていてくださらんか」
 といって、築山の松の木の下に陶製のを置いた。千恵は何も反問せず築山にのぼり、だまって腰をおろした。

司馬遼太郎,『翔ぶが如く』)



なんでしょうね。まず椅子のようなものだと思いますが、とても難しい字を書きます。



です。変換するのが大変でした。「お宝鑑定団」なんかに出てきそうな感じです。

[ 2007/12/28 12:09 ] あまり見かけない物 | TB(0) | CM(0)

つくばい 

 雨が、つくばいのそばの三本の楓を濡らしている。

司馬遼太郎,『翔ぶが如く』)



・・・、岩倉はつくばいの水で手を洗わず、いきなり顔を洗った。
 その動作が、座敷からみえる。大久保はおどろき、
「-それは」
 お顔を洗うべき水ではない、という旨のことをいおうとしたが、大久保の寡黙の習慣がそれを言わせなかった。

司馬遼太郎,『翔ぶが如く』)

[ 2007/12/22 14:58 ] あまり見かけない物 | TB(0) | CM(0)
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