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紫檀(したん) 

柳原は、供の者でも待つような粗末な部屋に待たされ、やがて別な部屋に通された。そこには、紫檀の小さな卓子と椅子が二つ置かれている。

司馬遼太郎,『翔ぶが如く』)


テーブルの素材が紫檀なのだから、当然、紫檀の樹というのがあるのだろう。どんな樹なのだろうか。

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[ 2008/01/19 07:37 ] 草木 | TB(0) | CM(0)

へご 

 犬がさわぐまでが、猟師としての休息時間である。西郷は、樹の下で寝ころび、へごを掻きよせて枕にした。そのとき、
「市之十、へごを枕に寝るが楽しみ」
と、心からいった。

司馬遼太郎,『翔ぶが如く』)


以前、「兵児」ということばを拾ったので反応してしまったのだが、「へご」とはなんのことはない、植物のことであった。

高さ約10メートル、直径約30センチに達するそうなので、西郷どんが枕にしていたのはおそらく幼木だろう。

自分が鹿児島や宮崎の海岸などでよく見かけたヤシの木だと思っていたものは、ひょっとして、へごの木ではなかろうか。

[ 2008/01/15 00:19 ] 草木 | TB(0) | CM(0)

曼珠沙華(まんじゅしゃげ) 

あの辺は曼珠沙華の多いところだ。至るところに血のしぶいたようなあの花があったに違いない。
海音寺潮五郎,『小次郎と武蔵の間』)


醍醐、伏見、山科野の南端、六地蔵。
図鑑で調べたりはしない。いつか本物と出会うことを、楽しみにしたい。
[ 2007/12/07 19:36 ] 草木 | TB(0) | CM(3)
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